2009.09.07
平鍋です。 ─ 「対話」をする場面を「早めに」「多く」持つ ─
前田さんが、「取引先としてのクライアントと、ひとりの人間として、しっかりと対話すること。」とアジャイルを捉えているのには共感するな。
アジャイルには、「繰り返し開発」という側面があるけど、それは、技術的な意味よりも、「対話」をする場面を「早めに」「多く」持つ、ということが真意なんだ。そして、ビジネスに追従して、顧客を満足させること。
Talk Early and Often, Ship Early And Often, Listen to Your Customer Early and Often.
アジャイル、という言葉が使われる前、「Light Weight」(軽量)という言葉が使われていたのはみなさんご存知の通り。あの、アジャイル宣言が採択された伝説の会合?日本流で言えば、さながら「合宿討論会」だったであろう?では、「アジャイル」という言葉が選択されたのだが、それ以外にどんな言葉が候補として上がったか、ご存知だろうか。。。。
アリスタ・コバーンによると、1つの候補は、"Business Aligned" だったそうだ。
すなわち、ビジネスにぴったりと寄り添った、ビジネスの変化についていくことができる、ビジネスと方向性がそろった、という意味だ。現在のアジャイル開発は、もしかしたら、ビジネスアラインド開発、と呼ばれていたかもしれない。
ぼくらは、ソフトウェア開発がそれ単独で価値を持っている、という傲慢さから逃れて、何のためのソフトウェアか、ということを真剣に考えないといけない。それが、アジャイルに必要とされる姿勢なんじゃないか、と改めて思っている。
平鍋健児
株式会社チェンジビジョン代表取締役社長




