2009.09.07
前田です。 ─ ひとりの人間として、しっかりと対話すること ─
IT企業のマーケティング活動に携わって、いつの間にか15年。オブジェクト指向が発端だったこともあって、どの広告会社よりもソフトウェア開発の近くにいることに自負はあったが、プログラミングとは無関係の私が、"アジャイル"のキーワードに職責を越えて惹かれたのは、なぜか。
いまだに自身でも不可思議ではあるが、ひとつ思い浮かぶのは、私の属する広告業界のデスマーチだ。クライアント企業からのオーダーを受け、クリエイティブスタッフと議論を重ね、いくつかのプランを提案するが、クライアントの意向によりプロジェクトは、たびたび方向を変える。営業スタッフがそれを注文取りのように聞いて帰っては、クリエイティブスタッフの怒りをかう。スタッフのモチベーションは落ち、プロジェクトは、しだいに本来の目的とは違った姿に―。
もっとクライアントの近くにいることができれば。本来の目的に向かってスピーディに、そして確実にクライアントの意思を実現できるのに。
取引先としてのクライアントと、ひとりの人間として、しっかりと対話すること。対話のなかで、想いに共感し、意思を理解すること。それをスタッフに伝え、共有すること。想いを継続して、クライアントとともにプロジェクトを進めていくこと。これができれば、この仕事はもっと面白くなる。
これって、ちょっと外様かもしれないけど、アジャイル?
ですよね、平鍋さん!
正統派からの"ちょっと長めのつぶやき"第2弾を、お願いします。
前田安雄
株式会社ピーク・ワン代表取締役社長




